タダ家の取得まであと一歩!なんだかんだで移住に向けて進んでます!
最終更新日 2019.8.27
お待たせしました。「タダ家シリーズ」の時間です。
ほとんどの人が興味ないかと思いきや、実はこのシリーズを楽しみにしてくれているが人も結構いるんです(笑)
「何が面白いの?」と聞いたら、「人の苦労話を聞くのはオモシロイ!」とのこと。。
- それはあれやな。。憐れみ!泣笑
- まぁ楽しみにしてくれる人がいるのは嬉しい限りです(苦笑)
さて、前回から早4ヶ月。だいぶ進展しました。移住まであと一歩まで来ました。
どういう状況だったか忘れたよ。。
という方や、初めて「タダ家シリーズ」を見るという方は、下のリンクから前回の記事を見ていただくと、それまでの経緯もおさらいできますので、お暇ならどうぞ(笑)
- タダで土地と家がもらえそうな話シリーズ
- 1.袋地(無道路地)の家がタダでもらえそうなので必死に調べてる話。
- 2.タダでもらえそうな家の現状調査をしてきたよ。
- 3.違法建築!?タダでもらえそうな家は隣(他人)の土地に豪快にはみ出ていた!
- 4.一難去ってまた一難。まっつんは本当にタダの家を手に入れられるのか!?
- 5.タダ家の取得まであと一歩!なんだかんだで移住に向けて進んでます!(この記事)
タダ家がどんな感じが気になる方は動画もチェック!
前回の時点で、残されていた課題は以下の2つ。
- 周辺住民からの同意が得られるか
- はみ出した土地をいくらで譲ってもらえるのか
これらを含めて、これまでの4ヶ月の経過報告をしていきたいと思います。
もくじ
まっつんはどこまでも疑われている?
K隣地さんが、予定通りその後に行われた地域の総会(3/31)で、集まった周辺住民に承認を得るべくぼくのことを話したところ、皆さん口を揃えてこう言ったそうです。
そんなもん会ってもいないのに分からんめぇが。
・・・。
- それを「信用できる人だから大丈夫」と皆さんに伝えて納得してもらうのが、あなたの仕事じゃなかったっけ?(苦笑)
人口減少で、小学校も廃校の危機にある地域に、小さな子供がいるファミリーが移住を希望しているというのに、どうしたらそういうスタンスになるのか。もはや意味不明。。
更に、K隣地さんはぼくにこう言いました。
次にまた集まるのが7月(4ヶ月後)だから、そこにあんたも来てもらおうかね。
もうね、絶句しましたよ。。
K隣地さんとやり取りを始めてから、もう既に一年が経とうとしていて、ただでさえここまで牛歩のペースで、こっちは急ぎたいのに、そんな理由で4ヶ月先延ばしされるなんて納得できるわけがない。
しかし、それならこうしよう。という手立てはありませんでした。。
更によく分からない面倒な課題を出されることに..
モヤモヤしているところに、更にK隣地さんはよく分からない要求をしてきたんです。
ぼくが取得しようとしている土地よりも上の地権者に、予め「私道に擁壁がはみ出た状態のままで、土地を譲渡してしまって問題ないか」を確認してもらわないと、やっぱり譲れないとのこと。
- 話が分かりづらいので、図解しましょうね。
まず、赤が権利がないのに、こちらの敷地がK隣地さんの土地にはみ出していまっているエリアで、そのうちの右側については、K隣地さんが所有する私道に擁壁がはみ出しています。(車一台は十分通れるだけの道幅は残っている)
そして、現状ではぼくが取得しようとしている土地より上には、住居や事業所などは一切なく、その私道を使用しているのは、山の管理をしている森林組合ぐらいです。
しかし、K隣地さんは、その上の地権者(全4名)に予め「その状態のままで譲渡して良いか?」を確認してくれと言い出したわけです。
- え、それもK隣地さんが自分で確認することじゃない?
- やっぱりそう思う?(苦笑)
実際は、ぼくではなく間に入ってくれている不動産屋さんに要求したわけですが。。
これについては、不動産屋さんが真摯に対応してくれて、それぞれの地権者とアポをとり、訪問して直接お会いして状況を説明してくれて、漏れなく全員から承諾を得られたので、無事に解決しました。
はみ出した分の土地代は20万で交渉成立!?
ぼくは不動産屋さんに「当初から20万ぐらいで済めばいいなーと思ってたんです。」と伝えていました。
そして、少し前の時点で、不動産屋さんがK隣地さんに土地代についての話をしてくれていました。
その際に、K隣地さんは「50万円」と主張してきて、それに対して不動産屋さんは「まっつんさんは、20万までしか出せないと言ってます。」と毅然とした態度で主張したところ、じゃぁそれでいいよ。と了承したそうなんです。
- おっやったやん!20万なら御の字!
約80坪なので、20万なら「坪単価は2,500円」です。いくら山林とはいえ、これなら決して高いということはないはずです。
とまぁ、ぼくもルンルンだったんです。しばらくは、、
ついに地域の集まりに招待されることに..
結局、4ヶ月後の7月の集まりに来てくれ。という話には同意をしなかったものの、上の地権者からの了承を得ることなどに時間がかかってしまい、気がつけば、7月になってしまいました。
そして、不動産屋さんを経由して、こんな案内状が届きました。
これは、年に数回ある地域の交流会(飲み会)の案内状なんですが、最後のトピックスというところで、ぼくのことが紹介されていて、今回の集まりに来るからよろしくね。というようなことが書かれてます。
我が家の移住計画が既成事実になっている。。
まぁ既に受け入れてもらっていると解釈できるので。それならそれで全然喜ばしい話ですが、ぼくをこの場で「見定める」という話ではなかったのか。。
予想以上に歓迎してもらい、完全に拍子抜け
小組合のメンバーは全部で6世帯。最年少の方が61歳。後期高齢者が数名。
- 模範的な高齢化社会(笑)
メンバーのお宅の庭先で、3〜4時間ぐらいのBBQでした。
結論から言うと、皆さんめちゃくちゃいい人たちで、我が家の移住を歓迎してくれました。
まぁ実際に会ったらそんなもんだろうな。とは思ってましたけど(苦笑)
田舎の人たちって大体そんな感じですよね。一見したら無愛想だけど、話したらすごいいい人だったみたいな。
特に娘のことをすごく気にしてくれていて、タダ家の周囲には他の家がなくて、街灯が全然ないので、「暗くなったら子供が危ないから、役所に街灯をつけてもらえるように言ってやるけん」と言ってくれたり。
そして、「ほらもっと飲め」攻撃が、想定より穏やかで助かった(笑)
とにかくひと安心。
土地と建物の取得に向けての作業
無事に地域の方たちにも認めてもらい、大きな課題は全て解決したので、いよいよ土地の取得(所有権移転)に向けての諸々の手続きに入っていきます!
段取りとしてはこんな感じ。
- 本測量後、隣地所有者の立ち会いのもとで境界確定する(前回は仮測なので未確定)
- はみ出している箇所(K隣地さんの土地)を分筆登記
- N息子さんの土地と、分筆登記したK隣地さんの土地を、まっつんに所有権移転
この段取りを全て終えるのに、2ヶ月前後はかかりそうです。つまり引越しは9月〜10月ってことですね。
それまでに終えておきたいのが、ライフラインに関する諸々の作業。
- 水道管の修理(現在は破損して漏れていて、蛇口をひねっても水が出ない)
- 水質調査(地下水なので飲用できるか不明)
- 灯油給湯システムが使用できるか確認(現在は水ができないので確認できず)
実際は、他にも直したいところや、やりたいことはあるんですが、ライフラインさえ確保できれば、とりあえず住めますからね。
まっつん的には、さっさと移住して、毎月の家賃(6.4万)分を浮かせて生きるコストを下げることが最優先なのです。
生きるコストを下げない限り、経済弱者のぼくらは自由になれない。
おまけ:土地代の話はあやふやな状態のまま..
一旦、20万円でまとまったと思っていた土地代ですが、、
不動産屋さんが最後にK隣地さんと会ったときに、念のため再度土地代の話を振ってみたら、なんと、、
前回20万で了承したことは全く憶えていなかったようで、50万がダメなら「せめて半分の25万だな」と言い出したそうです。
前回の経緯から考えても、「いくらでいいけど、少しでも高くならんかな。」というスタンスが見え見えです。
- 交渉ヘタか!笑
それにしても、何が怖いって、本気で前回の話を憶えていないっぽいってことですよね(苦笑)
それ、もう録音とかしておいた方がよくない?
と言われたりもしましたが、別に「知らない人にぼったくられるかも..」って話でもないし、これからご近所さんになる人に対してそんなことしたくないので、とりあえず不動産屋さんに任せようと思ってます。
おそらく、このまま測量、分筆までは進んで、所有権移転までいったら、また最後に改めて土地代の話になるんでしょうね。
いずれにしても、25万より高くなることはもうないでしょう..
たぶん!笑
- タダで土地と家がもらえそうな話シリーズ
- 1.袋地(無道路地)の家がタダでもらえそうなので必死に調べてる話。
- 2.タダでもらえそうな家の現状調査をしてきたよ。
- 3.違法建築!?タダでもらえそうな家は隣(他人)の土地に豪快にはみ出ていた!
- 4.一難去ってまた一難。まっつんは本当にタダの家を手に入れられるのか!?
- 5.タダ家の取得まであと一歩!なんだかんだで移住に向けて進んでます!(この記事)