課題は山積み!?タダ家の現状とこれからやることリスト。
最終更新日 2019.10.4
九州はお盆過ぎたと思ったら、なんとまだ8月だというのに、秋雨前線の影響でほぼ毎日のように雨が続いてます。
昨年2018年も残暑がほとんどないまま秋に突入したと記憶してますが、今年もそんな感じになりそうですね。
さて、タダ家の進捗ですが、取得に向けて土地家屋調査士さんが動いてくれています。
その裏で、我々まっつんファミリーも来るべき日のために、掃除や整備などをしに現地に出向いてますが、この天候不良で思ったように進んでいません。。
一応、所有権の移転などが済んで、引越しができるようになるのが10月末ぐらい(あと2ヶ月)と言われているので、それまでに最低でも生活に支障がない状態にしないといけません。
- 間に合うかね?(苦笑)
今日は、自分の整理も兼ねて、現状とやることリストをまとめておこうと思います。
空家あるあるかどうかはわかりませんが、タダもしくは安く家を取得した場合は、似たようなの状態はありうるので、これからそういった計画がある方は参考にしてもらえればと思います。
- タダで土地と家がもらえそうな話シリーズ
- 1.袋地(無道路地)の家がタダでもらえそうなので必死に調べてる話。
- 2.タダでもらえそうな家の現状調査をしてきたよ。
- 3.違法建築!?タダでもらえそうな家は隣(他人)の土地に豪快にはみ出ていた!
- 4.一難去ってまた一難。まっつんは本当にタダの家を手に入れられるのか!?
- 5.タダ家の取得まであと一歩!なんだかんだで移住に向けて進んでます!(この記事)
- 6.課題は山積み!?タダ家の現状とこれからやることリスト。(この記事)
もくじ
草刈りが終わりません..
ここ数年、放ったらかしだったせいで(2年ぐらい空家だった)、どこもかしこも草だらけで、未だに敷地内の全容が把握できていないので、草刈りが目下の急務となっています。
- 雑草の奴らは本当にたくましい!泣
下の写真は、昨年このタダ家と出会ってすぐの頃に、現地調査をしたときのものです。
水道や給湯などの設備が草に埋もれていて全く状況がわからなかったので、周辺の草刈りから始めました。
草刈り前
草刈り後
こんな感じで、草刈りしてやっと「あーこうなってたのね。」みたいなことが多くて、、
とにかく草ボーボーでは、色々な準備が進められないので、さっさと草刈りを終わらせたいところですが、思った以上に草刈りが大変なのと、雨ばかりで思うように作業が進みません。
↓現状の草ボーボー具合はこんな感じ
入口スロープも草ボーボー
朽ち果てたデッキとその周辺も草ボーボー
- 見た目がほぼ廃墟!笑
通りに面した庭?も草ボーボー
一部、砂利が敷いてあるところがあって、そこ以外は全面的に草ボーボーですね。
ちなみに、草刈機を使うと、根っこごと抜けなくなるので、草刈機はあまり使ってません。。
移住前のやることリスト
何よりもライフラインが確保できていないことが一番の問題です。
その名の通り、なしでは生きていけないのが「ライフライン」
タダ家の現状はざっくりこんな感じ。
電気 → 問題なし(契約済み)
水道 → 漏れている
ガス → そもそもなし(石油給湯)
少なくとも、水とお湯が出るようにしないといけません。
なんか、ずっと街中に住んでいたから、水もお湯も出るのが当たり前だと思ってたけど、そうではないことを今更ながら実感してます。。
水道の復旧
水道は井戸(地下水)でポンプは動いて水を汲み上げてますが、漏れまくりで当初は屋内に水は一切来ていませんでした。
当初はこの漏れ箇所を直せば済むと思ってた。。
ところが、業者さんに見にきてもらい、漏れ箇所を塞いでみてもらったところ、別の箇所から漏れが、、しかも壁の中という、、
その様子はこちら
結局のところ、今回の調査で分かっただけでも、問題のある箇所がこれだけありました。。
- 一言でいうと、水回りはボロボロ(苦笑)
これ以外にもまだ不具合がある可能性も大いにあって、そうなってくると、故障箇所の修理ではなく、全ての配管をやりかえた方がコスト的にも安い可能性もあるっぽいです。。
選択肢は以下の3つ。
- 業者さんに故障箇所を修理してもらう
- 業者さんに全て配管をやりかえてもらう
- まっつんが自分で全てやりかえる
まぁ見積もり次第ではありますが、3つ目の自分でやるという選択肢も一応残してます(笑)
とりあえず、近いうちに見積もりが出るので、それを待ちたいと思います。
石油給湯の復旧
タダ家には、都市ガスはもちろん、プロパンガスもなく、石油給湯のボイラーが設置されています。
今のところ、ボイラーが動くところまでは確認できていますが、蛇口からお湯は出てきません。
これについては、水道を復旧しないとはっきりはしませんので、ひとまず保留です。
バイオトイレ(コンポストトイレ)の購入
タダ家のトイレは、簡易水洗の汲み取り式です。
- 汲み取り式とは
- し尿を便槽に溜めるタイプのいわゆるボットン便所のこと。汲み取り式の中でも、タンクがついていて、用を足した後に便器に少量の水を流せるものを簡易水洗と言います。
汲み取り式の場合は、従量課金制で毎月汲み取り料金がかかります。
以前の住人の汲み取り料がどのぐらいだったかを業者に確認したところ、タダ家の便槽は「雨水が入り込む」だかで、汲み取り量が通常の家庭より多く、毎月1万円近くかかっていたとのこと。
- 1万円はないわー
そんなわけで、今あるトイレは使わないことにして、以前から興味のあった「バイオトイレ」にすることにしました。
- バイオトイレとは
- し尿を下水に流さずに、便槽に詰めたおがくずや土などにいる微生物の力でし尿を分解して堆肥化するトレイのこと。下水設備や水を必要としないので、山小屋などでも採用されているケースも多い。
色々と調べた結果、「relife」というコンポストトイレが一番安価で導入できそうです。
詳しくは↓こちらから見れます。
僕が作っているトイレってどんなトイレなの?
他のコンポストトイレとどう違うの?といった特徴を記事にまとめました。
よかったらご覧ください。https://t.co/O1NM3rg2XU— モーリー (@yusukemori87) July 4, 2018
このコンポストトイレの開発者のモーリー (@yusukemori87) さんがなかなか面白い方で、ecoばか実験室というブログを運営されているので、興味のある方は是非覗いてみてください♪
例のごとく、我が家はなるべくお金をかけたくないので、「自作用DIYキット」にしようと思っています♪
というわけで、本当に最低限ではありますが、この水道、給湯、トイレさえ稼働するようになれば、まっつんファミリーがなんとか暮らしていける状態になはなります。
ぼくにとっては、家賃もローンもない家に住むことが最優先なので、最初から快適な生活なんて望んでいませんし、暮らし始めてから、徐々に手を入れていった方が楽しいですからね。
それにしても、それだけどうにかすれば住めるというのも本当にありがたい話です。
移住後のやることリスト
細かいことをあげればキリがないので、優先的にやらなきゃいけないことをピックアップします。
デッキの新調(2019年12月まで)
デッキはご覧の有様で、もは修復できるレベルではありません。
- ぼくは何度もバキッと板を踏み抜いて、負傷してます(苦笑)
これ以上、怪我人は出せないので、ひとまずブロックで応急処置しました。
というわけで、デッキは新調します。
本当は、これも移住前に終わらせたいんですが、新調するデッキはかなりの特大サイズをセルフでやろうと思っていて、それなりに時間がかかりそうなので、住み始めてからのんびりやろうと思ってます。
ちなみにこのぐらいの特大サイズを妄想中(笑)
- 家よりでかいやん!笑
そう、大きなデッキに色々な夢を抱いてるんです。
大きなデッキがあれば、テントやハンモックも張れるし、ヨガをしてもいいし、何でもできますからねー
ただ、雨ざらしだと、防腐剤を塗っても、デッキは数年でダメになってしまうらしいので、早い段階で屋根もつけないといけないので、それがまた大変そうです。
薪ストーブの設置(2019年12月まで)
タダ家は壁に断熱材が入ってないんです。。
福岡とは言え、山あいで冬は雪がちらつくこともある地域なので、断熱材もない薄い壁では、絶対に寒さで震えることになります。
幸いにも、小さな薪ストーブが置きっぱなしだったので、それを設置したいと思います。
仕事部屋(小屋)作り(2019年4月まで)
今は知り合いの方のご好意で、自宅兼工房の一部屋をお借りしてますが、早く自宅で仕事をできるようにしたいので、新調したデッキの上に、後から3坪程度の小屋を建設します。
さっきと同じ図面です。
同じ地域に住むイラストレーターの友人も、今は家で仕事してますが、仕事部屋が欲しいらしいので、小屋作りを手伝ってもらって、一緒にそこで仕事をしようと思ってます。
これは具体的にいつまでということはないんですが、次の作業があるので、4月ぐらいまでには終わらせたい作業です。
- 終わる気が全くしませんが(苦笑)
ただ、その彼の他にも手伝ってくれそうな人が数人いるのと、デッキの上に建てるなら基礎がいらないので、意外とあっさり終わるのかもしれません。
大変そうではありますが、それ以上に自分で小屋を建てれるなんて楽しみで仕方がないです♪
林道の整備
タダ家は、目の前までは公道が来てなくて、国道→市道→私道というような道のりで到着します。
最後の私道が200mぐらいあって、そこが昨年の豪雨で道が削れてしまい、車が通れないような状態になってしまっていたんです。
当時の様子はこんな感じ
この被害については、今年の春先に、そこを通らざるを得ない森林組合の方が補修をしてくれました。
しかし、それはあくまでも簡易的に穴を埋めただけなので、改めて地面をきちんとセメントで固めて、側溝を整備しないと同じことの繰り返しになるので、来年の梅雨が来るまでにやっておかないといけません。。
それも業者にお願いするお金はないので、詳しい人に相談しつつ自分でやることになりそうです。
- よっ!何でも屋!笑
楽しみながらやるしかないよねって話
できることは自分でやって、なるべくコストをかけないのが理想的だと思ってます。
ぼくはお金も持ってないし、リフォームローンとかも組みたくからっていうのもあります。
でも、もし仮にお金があっても、こうした田舎暮らしを選ぶ以上は、できることは自分でやった方がいいです。
そうでないと何のための田舎暮らし?ってことになります。
田舎暮らしっていうのは、便利を捨てて、生きる力を身につけること。
ぼくはそう思ってますから。
そして、ぼくが経験したことをブログやYOTUBEで公開して、同じような暮らしを望む人の役に立てばいいなと思ってます。
YOUTUBEチャンネルを開設しました!
これは、タダ家への移住が決まったら立ち上げようとずっと思ってました。
山小屋暮らしの雰囲気や、これからしていく色んな作業は、動画の方が絶対に伝わりやすいので。
内容は以下のような感じのテーマが主になると思います。
- 山小屋暮らしの日常
- 移住のリアル
- DIYノウハウ
- ガーデニング記録
- 家族、夫婦、子育て
動画の撮影や編集は素人ですし、あまり時間はかけられないので、質の高い動画にはならないと思いますが、楽しんでもらえるようにマイペースで更新できればと思ってます。
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