南畑のMADOKA(マドカ)で「石窯ピザ」と「里山」にどっぷり浸かる週末を愉しむ。
最終更新日 2019.8.5
久しぶりに那珂川のグルメ情報です♪
今回は、五ケ山クロスや中ノ島公園など、行楽でいらっしゃる方が多い「南畑エリア」で、我が家が愛してやまないお店の紹です!
石窯で焼いた「素朴な天然酵母パン」と「ピザランチ」が大人気の「手作りパン工房 MADOKA(マドカ)」さん。
ぼくはマドカが好きすぎるので、ちょっとクドくなりそうですが、余すとこなく魅力をお伝えしていきたいと思います♪
もくじ
ヨーロピアンな手作りの空間がステキすぎる!
なんと、お店やご自宅など敷地内の建物は全て、ひろじい(ご主人)がご自分一人で建てたてんですって!
- え?元大工さんてこと!?
- いやいや、好きが高じて、勉強されたらしいです(苦笑)
昔から古電柱や枕木などの廃材を利用して、ログハウスを建てたりして遊んでいたそうです。遊びもここまで極めれば見事なものです。
オシャレでかわいい手作りの建物(右側が店舗)
今はこちらの建物の中に飲食用のテーブル席が並んでいますが、オープン当初はこの建物もなくて、食事の提供は屋外テーブルのみだったそうです。
マドカはこうやってひろじいが手を加えていくことで、時間ととも進化していってるお店なんです。
パンやピザを焼く石窯のある建物
店内だってご覧の通り、なんとも可愛らしい♪
センスが溢れる可愛らしいカウンタースペース
なるべくお金をかけずにという考えで廃材を有効利用したりするそうですが、チープな感じは全然しなくて、むしろ温もりに溢れる空間に仕上がってます。
とにかく心地がいい!
里山のロケーションを堪能できます!
ここは埋金という地名で、南畑の中でも、緩やかな傾斜地に住宅や田畑が広がるエリアなので、里山ならではのどかな風景を愉しむことができます。
店内の一番奥の扉を開放すると、緑豊かな里山の絶景が!
気忙しさから解放されて、ぼんやりと景色を眺めるのも、南畑ならでは楽しみかなーと思います。
ちなみに、屋外にもテーブル席があるので、春秋はそよ風に当たりながらのランチも最高ですよ♪
これは数年前の春かな。気持ちよかったー
石窯で焼く選べるピザランチが大人気!
2019年8月現在、ランチは金土日の12時〜15時で、メニューは以下の2つのみ。
- ピザランチ 1,300円
- ピザ、サラダ、コーヒー
- スープランチ 1,000円
- スープ、ミニサラダ、特丸パン
サラダがめちゃくちゃ美味しい!
いきなりサイドメニューの話ですいません。。
ランチのサイドメニューのサラダって、手抜きしてるお店が多くないですか?
マドカのサラダは、器からはみ出るぐらいに「新鮮な野菜がこんもり」と乗っかってきます。シンプルな自家製ドレッシングもさっぱりで美味しい♪
盛り盛りのフレッシュサラダ
やっぱりピザは石窯じゃなきゃ!
今回は、事前にブログ記事の取材も兼ねていることを伝えていたので、「3分後に窯の方においで」と窯でピザを焼くところも撮影させてくれました!
石窯でピザを焼くひろじい
高温で一気に焼けるピザ
もちろんこの窯もひろじいの手作りです♪
石窯のピザはよくありますが、マドカの場合は、この窯(薪)でパンも焼くし、コーヒー豆の焙煎もしているそうです。
- なんて万能な窯♡
- ぼくも山小屋に移住したら、窯の作り方を伝授してもらうつもりです(笑)
熱々のピザをカットするひろじい
ピザは三種類から選べます。今回は大人3人だったので、全種類を1枚ずつでお願いしました♪
生地はわかりやすく言うと、少し厚めのクリスピーという感じでしょうか。石窯なので外側はカリッと焼き上がります♪
チーズがとろ〜り
コーヒー豆も石窯で自家焙煎してます!
- 石窯どんだけ活躍すんねん(笑)
高温になった石窯を、天然酵母パンを焼く余熱の温度に下げていく中で、コーヒー豆の焙煎に最も適したタイミングを逃さずに焙煎するそうです。
すごく飲みやすいのに、しっかりとしたコクがあって美味しいんです。優しい口当たりは石窯の遠赤外線効果だとか。
豆の販売をしてほしいです。(切望)
- コーヒーが少なく見えるのは、ぼくがうっかり飲んだからです。すいません(苦笑)
パン本来の豊かな味わいが楽しめる天然酵母パン
もちろんパン屋さんですので、パンも購入できますし、ランチのお客さんは店内で食べることもできます♪
カウンターに並ぶ天然酵母パンたち
マドカのパン作りは100年前のヨーロッパスタイルなんだそうですよ。
- 天然酵母(穀物酵母)をゆっくりと発酵させる
- 薪を燃料として石窯の余熱(遠赤外線)で焼きあげる
マドカのパンメニュー
これ、正直に書きますね。
初めて、マドカのパンを食べた時は、なんだか味気ない感じがしたんです。物足りないというか。。
パン屋さんといえば、やっぱり菓子パンや惣菜パンをイメージすると思うんですが、パンそのものよりも、挟んだ惣菜やスイーツなどの味が勝ってますよね。おかずメインでパンが脇役みたいな。
そういった味の濃ゆい味のパンに慣れてしまっていたからこそ、当初ぼくはマドカのパンの美味しさに気付かなかったんだと思います。
しかし、二度目に食べたときに気づいたんです。
噛むごとにパン自体の美味しさが口の中に広がる感じがして、「あ、これがパン本来の味わいなんだ。」と。
マドカのパンは、最近多いその辺のパン屋さんにありがちなパンとは全く違った「パンらしいパン」だと思います。
だから、ランチをしに行っても、必ず翌日の朝用にパンを買って帰ってしまうのです。
MADOKA(マドカ)の店舗情報
以下は、2019年8月現在の営業内容ですので、最新情報はオフィシャルサイト、Facebookページ、Instagramなどでチェックしてください。
- 営業日
- 金土日
- 営業時間
- パン販売 11:00〜17:00
お食事 12:00~15:00
喫茶 15:00~17:00
※お食事の方はご予約をお願いします - 住所
- 〒811-1112 福岡県福岡市早良区小笠木71-4(Googleマップ)
- 電話番号
- 092-519-1518
- オフィシャルサイト、SNS
- オフィシャルサイト
Facebookページ
Instagram
アクセスについて
大橋方面から385号線を脊振(吉野ヶ里)方面に進み、中ノ島公園より少し手前に「JA筑紫」があって、そこの角が「埋金区」の入り口になります。
目立つ位置に看板が出てます。
そこを左に曲がり、2分ほど走ると、左側にMADOKA(マドカ)が現れます。
まとめ:マドカは憧れのご夫婦が営む素敵なパン屋です。
「南畑の本」から写真をお借りしたました。
ご主人(ひろじい)は、いつもニコニコしていて愛想が良い。奥さんは逆に慎重というか、誰にでも愛想ふりまくという感じではなく、慣れてお話してくださるのに少し時間がかかる方かもしれません。
まぁそんなことも含めて、バランスが取れていて、なんともステキなご夫婦だなーと思うのです。
パン屋として、飲食店として、魅力的なのは確かですが、それ以前に共感することや学ぶことが多すぎて、ぼくはマドカを地域のお店として客観的に見ることはできてないと思います(笑)
まぁでも十分すぎるぐらい魅力は伝わったでしょ?
五ケ山や南畑にお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてください。