那珂川町で自然農をはじめます。
最終更新日 2018.5.26
しばらく前から妻が自然農に興味を持っていて、1年半ほど前にお知り合いからのご縁で、
熊本県山鹿市で自然農を実践している「アルモンデ」さんに訪問したことがありました。
自然に寄り沿い、身のまわりにあるもので暮らしを紡ぐ営みをみなさんと一緒に学ぶ場所です。
ぼくはその時は、自然に寄り添い、多くを望まないその暮らしぶりと、
里山の風景や改装した古民家の雰囲気にとても心地よい印象を抱いたのを覚えてますが、
妻に付き合う形で伺ったので、それ以上のことは特にありませんでした。
でも妻は自然農と考え方や生き方が通ずるヨガや瞑想をライフワークとしているため、
機が熟したら始めることになると感じていたようです。
そして先日、ついにその機が熟したと感じる出来事がありました。
先日、知り合いから「畑に空いてるので使いませんか?」とお話をいただいたのです。
その数日後にはタイミングが合わずなかなか行けてなかった福岡自然農塾の見学会があり、
さっそく妻と友人と一緒に参加してきました。
田畑の見学に加え、みんなで稲刈りの体験などもあり、楽しかったのはもちろんですが、
代表の鏡山さんをはじめ、関係者や参加者の皆さんの人柄や生き方がとてもステキで、
充実した時間を過ごし、それと同時に自然農を実践する気持ちの準備ができたというか、
自然と「これから始めるんだ」という気持ちになれました。
ぼくらは那珂川町で自然農をはじめてみます。
耕さず、肥料農薬を用いず、草々虫を敵としない。
そんな自然農の実践は簡単ではないと思っています。でも焦る必要もない。
自分たちが口にするものを少しずつ自給できるようになっていければそれでいい。
できることから少しずつ変えていかなきゃ。
ちなみにアルモンデさんも、福岡自然農塾さんも、
自然農の実践家である、奈良の川口由一さんから自然農を学んだ方たちです。
妻も川口さんの書籍を読んだことが自然農に興味をもつきっかけとなったようです。
ぼくもこれからゆっくり川口さんの言葉から色んなことを学びたいと思っています。