[トレラン初心者向け]ぼくが初レースで用意した装備リストを徹底解説!

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最終更新日 2019.8.1

今日は、ぼくのトレランデビュー戦となった、先日のレース(霧島えびの高原エクストリームトレイル)のパッキングリストを紹介&解説したいと思います♪

まず、大前提として、ぼくはこんなランナーです。

  • トレラン初心者
  • あんまりお金はない
  • 登山歴は5年以上

だから、「とりあえず必要そうなものは買っておこう。」ではなくて、限られた予算の中で、初レースで無事に完走するために、ぼくなりに優先順位などを考えながら、取捨選択して揃えたリストです。

そういう意味で、同じようなスタイルの方に、より参考になるんじゃないかなーと思ってます。

また、当然ですが、レースの内容、フィールド、時期などの条件によって変わってきますので、その辺りも予めご理解ください。

今回は以下のような条件でした。

時期
夏(7月下旬)
内容
37km(累積標高1,900m)
フィールド
南九州 標高600m〜1300m

出発前に撮ったパッキング内容(装備リスト)がこちらです。
パッキングリスト

下記の目次では、上記の内容を一通りリストにしてみました。
※左上から右下に向かって並べてます。





もくじ

あと、写真を撮るときに入れ忘れていた「テーピング」と「アームカバー」、それに加えて、レース後に購入した「グローブ」も追加してます。

これらの道具をちょっとした豆知識なども交えながら、一つずつ紹介していきたいと思います♪




手ぬぐい

基本、汗を吸うものなら何でもいいんですが、普通のタオルのようにかさばるものは避けた方がいいでしょう。

ぼくは臭くなるのが嫌なので、エイドごとに変えようと思って、手ぬぐいを3枚持参しました。

手ぬぐいは嵩張らないし、軽いので(1枚50g前後)おすすめです。

娘からのメッセージ入り手ぬぐい

まっつん(カフェver)サムネイル
これ、めっちゃ可愛くないですか?(ただの自慢です笑)

最近は、マイクロファイバーのスポーツタオルや、セームタオルなどが人気のようですね。




トレランザック

ザックは直前まで買おうか迷ったんですが、随分前にハイク用に買ったノースフェイスのトレランザックあったので、それで済ませました。

最近は軽くてコンパクトで体にフィットするベストタイプのものがあるので、これから購入するのであれば、そういったものが良いと思います。

ちなみに、ぼくのはザックは10Lぐらいで、今回のような装備リストだと、ザックの中はスカスカなので、ハイドレーションのソフトボトルが上下に揺れてました。

ザックの中身が揺れると、気になってストレスになるのと、その重量以上に足への負担が増えるので、なるべく必要最小なサイズを選んだ方がいいですね。

ちなみに、今回のぼくの装備リストだと5Lあれば充分です。

ショルダーハーネスにボトルが収納ができるものなら、ハイドレーションを止めれば、2〜3Lでも間に合います。

初心者が有名ブランドなどの高価なものを買う必要はないので、以下のような商品などが安くて良さそうです。




レインウェア

今回は必須装備でもなく、時期的に持っていく迷ったんですが、念のため夏山用の装備として持っていたOMMのハロジャケットを持っていきました。

(オーエムエム) OMM Halo Jacket Grey Sサイズ
OMM(オーエムエム)

結論から言うと、大雨だったので、スタート前にゲートで待機しているときなどに重宝しました。

ちなみに、ザックを濡らしたくない場合は、ザックを背負った上からレインウェアを着るしかないので、ポンチョとかの方がゆとりがあっていいかなと思いました。

土砂降りでなければ、以下のようなポンチョもコスパが高くて良さそうなので、試してみたいと思います。




ソフトボトル(ハイドレーション)

山用で持っていたプラティパスのソフトボトル(2L)に、ハイドレーション用のホースを購入しました。


ちなみハイドレーションは残量がわからないので、暑い時期はどうしても不安になりますね。。

最近のトレランザックは、ショルダーハーネスにボトルホルダーがついているので、500ml×2(左右)を装備している方が多いです。

特にホルダーに入れたまま飲めるやつが流行ってますね。

AONIJIE ハイドレーションパック 折りたたみ水筒 ハイドレーションチューブ付き シリコンボトル 携帯式ボトル アウトドア スポーツ ジョギング マラソン サイクリング  (ブルー, 500ml)
AONIJIE

ぼくもボトルホルダーがついてるザックを買ったら、ハイドレーションはやめようと思ってます。

ちなみに、暑い時期は特に、吸収率の高い「電解質」を含むものが効果的なので、今回は中身はポカリスエット(1L)にしました。




ボトル(給水用)

最近の大会は、エイドでの給水はマイカップ必須になってることが多く、ぼくはカップを持っていなかったので、このOMMのボトルを空にして持っていったんです。

created by Rinker
OMM(オリジナルマウンテンマラソン)

最近は、折りたたみ式をパンツのポケットに入れてる人が多いです。

Win.Deeper 折りたたみ式ウォーターボトル ハイドレーション 給水袋 ストローチューブ ランニング 登山 サイクリング 水分補給 (カップ – グレー)
Win.Deeper

使用済みの「牛乳パック」とかを、好みのサイズに切って使っている人もいるそうですよ♪




ヘッドランプ

トレランは時間が長い分、朝早くてまだ暗いうちにスタートすることも多く、それなりの照射力がないと危ないので、ちゃんとしたものを使った方がいいです。(100ルーメン以下は暗すぎます)

ぼくは山でもずっとペツル使ってきてて信頼しているんで、ペツル一択です。

特にUSBで充電できる専用バッテリが使えるハイブリッドタイプがおすすめです。

なお、安価なもので100ルーメン以下のモードしかないものなどは、トレイルで走るには明るさが足りないので避けた方がいいと思います。




腕時計

ぼくは安いG-SHOCKです(笑)

まぁ、ペース管理ができたり、GPSで現在地や距離が測れる「SUUNTO(スーント)」や「GARMIN(ガーミン)」が、ぼくも欲しいです(笑)

まっつん(猿ver)サムネイル
お前にはまだ早い(笑)



キャップ

キャンプは軽くて乾きやすいものなら、好みで良いと思います。

天気がよければ、首や耳などを日差しから守ってくれる、モンベルのサンガードを装着しようと思って持っていきました。

見た目は微妙ですが、紫外線を肌に浴び続けると著しく体力を消耗するので、日除けのついてるキャップがあると全然違いますよ。




Tシャツ

これも吸水速乾性のものなら、お好みで何でも良いと思います。




ソックス

100キロウォークでマメができない。という理由で使い始めたイトイテックスがすごく良くて、ランニングでもこれ一択ですね。

ただ、素材のせいかイトイテックスは耐久性がなくて長持ちしないので、練習ではもったいなくて履いてません。。

練習用はこちらの安物(笑)

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パンツ

今回は、履き慣れた「山と道」の5ポケットパンツを持っていきました。

ただ、やっぱりインナー付きのランニング専用のパンツが一番いいですね。

普段の練習では、こちらのパンツ2着を着まわしてます。すぐ毛玉できますけど、値段が安いんで気になりません(笑)

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サングラス

紫外線は目からも吸収されるので、無駄に体力を消耗しないためにはサングラスも必須です。

ぼくは山で使っているPUMAのサングラスを兼用してますが、紫外線をきっちりカットしてくれる偏光レンズのサングラスならなんでも良いと思います。




エナジージェル

今回は、6時間と想定して、1時間に1本(50g,100kcal)を補給する前提で「計6本」用意しました。

ちなみに、エネルギー切れを起こさないために、どのぐらいの補給が必要かということに明確な答えはないので、なるべく自分が安心できる量を持っていくしかないです。

ぼくの場合は、重さと相談して、6本ぐらいが限界かなーと思って決めた量です。結果的に3本しか飲みませんでした。

もちろん、前日の夜はがっつり食べて、朝食もバナナとパンを食べてます。

ぼくが愛用している「じゃむ屋」さんのジェルは、無添加で味も色々あって飲みやすいのでオススメです♪

じゃむ屋さん情報
じゃむ屋さん公式サイト
じゃむ屋さん公式オンラインショップ



アミノ酸

BCAAサプリメントは定番ですね。耐久系のレースでは欠かせません。

ぼくは定評のある「アミノバイタル GOLD」を愛用していて、今回は4本。

スタート前、10km地点、20km地点、30km地点で飲みました。




漢方(芍薬甘草湯)

ランナーのお守り。足の攣り対策ですね。

以前は、攣り対策にはマグネシウム系のサプリを使ってましたが、今はコスパを考えて「芍薬甘草湯」を使ってます。

今回はふくらはぎに強めの張りを感じたタイミングで、2回飲みました。もちろん攣りませんでしたよ♪




シューズ

ぼくは今回、初レースに合わせてアルトラのキング(KING MT)を買いました。

アルトラは100キロウォークのときに、それ用にはじめて購入して以来、とても気に入ってます。

アルトラはつま先側の横幅が広いので、窮屈感がなく、足の指が自由に使えるので、ぼくはすごく気に入っていて、現在は他のメーカーを履く気にはなれません。

キングは唯一、ソールにビブラムのメガグリップを採用していて、グリップ力が半端じゃないので、ぼくの中では選択の余地はありませんでした。

このモデルはアッパーの先端側にシューズ内の水を排出するための水抜けがあって、今回のレースは土砂降りだったので大活躍でした。




テーピング

レース当日のトラブルを減らすのに、絶大な力を発揮してくれる、ランナーの味方「ニューハレ」

膝用のVテープはもちろん、今回は足首にも不安があったので、Xテープも使いました。

初心者でもスマホで説明動画を見ながら、効果的なテーピングができます。

最近、使用している人をよく見かけるのが、こちらのニーダッシュ。

半月板の横揺れは防げないので、明らかにVテープより劣ると思いますが、Vテープよりコスパがいいので、試してみてもいいかもしれませんね。




アームカバー

意外と使用している人は少ないですが、アームカバーもぼくは必須です。

やっぱり日焼けすると、明らかに体力の消耗が激しいので、耐久系のレースではかなり重要な対策だと思います。

長袖のTシャツなどと違って、脇は空いたままなので、全然暑くないし、むしろないより涼しいですよ♪




グローブ

今回、グローブは用意していなかったせいで、手の平を負傷しました。。
手の平を負傷

まっつん(猿ver)サムネイル
どれだけの負傷かと思ったら、傷小っさ(笑)
まっつん(カフェver)サムネイル
そうやけども、これでも結構な出血だったのよ..苦笑

トレランは転倒やつまづいたりしたときに、手をつくことが多く、その際にこのように手を切り傷を負ったり、手首を痛めたりすることは多そうなので、必須だと思いました。

グローブを装着した方がいいのは下りなので、それ以外は外すことになりそうですが、その面倒臭さを我慢してでも必要だと感じてます。

とりあえず試しに、安くて、クッションがついてて良さそうな、こちらのグローブを購入してみました。




まとめ:自分なりに取捨選択してするのが一番

冒頭にも書いたように、ぼくはトレランにお金をかける余裕はあまりないので、なるべくあるもので済ませてます。

色々揃っているようにも見えるかもしれませんが、山道具として元々持っているものがあるので、そう見えるのかもしれません。

しかし、実際に今回のトレランデビューに向けて、改めて買った高額なものは、シューズぐらいです。

ぼくの中で、シューズだけは走りに大きく影響する可能性があると思っていたので、仕方がなく奮発したんです。

他にも、ザックなんかももっと軽いものにした方がいいとアドバイスをもらったりもしたんですが、そもそも「道具にお金かける前にもっと練習しろよ」的なツッコミを自分にしたくなりますからね(苦笑)

まぁ趣味の世界なんで、お金に余裕のある人は、道具を色々と揃えるのも楽しめばいいと思いますが、そうでなければ、こうして必要なものとそうでないものを自分なりに取捨選択して、余計な負担を減らすのが良いのではないでしょうか。