ランニング用イヤホンの決定版「Aeropex(エアロペックス)」を徹底レビュー!
最終更新日 2021.11.26
久しぶりにガジェット紹介です♪
なんと!まだ2月にも関わらず「今年買って一番よかったもの」が決定してしまいました!笑
- 今年どころか人生で一番や!
- 相変わらず大げさやな..苦笑
いずれにしても、ぼくの長年のモヤモヤを解決してくれた最強ガジェットです!
では早速♪ ジャーン!
昨今の音声メディアブームで再び脚光を浴びている「ワイヤレスイヤホン」
AfterShokz(アフターショックス)の
Aeropex(エアロペックス)です!
ただし、このAeropexはただのワイヤレスイヤホンではありません。
今話題の耳を塞がない骨伝導イヤホンなんです!
ぼくはエアロペックスのお陰で、長年のワイヤレスイヤホン迷子を卒業しました..
感慨深い..涙
というわけで、エアロペックスの「素晴らしさ」から「ダメなところ」まで余すとこなくレビューしていきますので、エアロペックスの評判や評価などが気になっている方の参考になると思います♪
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もくじ
イヤホンはワイヤレスが主流になる
これはもう逆らえない流れですね。
Bluetoothの進化もそうですし、製品レベルも上がってきているので、これから一気に市場が拡大していくでしょう。
そもそもぼくは、「何でもワイヤレスだ!」というわけでもなく、自宅のパソコンはWi-Fiじゃなくて有線LANでもいいぐらいです。
だけど、イヤホンは絶対にワイヤレスなのです。
なぜなら、第一にイヤホンを使用する頻度が高いから..
- 仕事中にBGMほしい
- ランニング中にBGMほしい
- 音声メディアは「ながら聴き」
- 仕事で動画編集の作業多め
こんな感じで、日常生活ではなんだかんだ1日の大半はイヤホンを使用しています。
なので、そんなぼくがもしワイヤレスではなかったら、面倒くさいことだらけです。
PCならトイレや来客で席を離れるときは外さないといけないし、、
スマホなら持っていけば聴きながら移動できるけどコードはぶら〜ん状態、、
- ぶっちゃけおしっこの時とかコードが邪魔!
- ワイヤレスはそういうの全て解決しちゃうもんね
まぁそういった感じで、ワイヤレスは手間が減って時短になるし、何よりも煩わしさから解放されるので、5年ぐらい前からからずっとマストアイテムだと思ってました..
その間、各社のワイヤレスイヤホンを試しましたが、コレ!といった製品は一つもありませんでした。
そして、ついに「骨伝導イヤホン」と出会ったのです..
骨伝導イヤホンって何?(3つのメリット)
皆さんは骨伝導イヤホンを使ったことはありますか?
名前は聞いたことがあっても「使ってみたことはない」という方が多いと思います。ぼくもそうでした。
- 骨伝導という名前がそそらないよね..堅苦しい感じ..
しかし、知り合いの勧めもあり、思い切って購入して見たところ、いい意味で予想を大きく裏切られました。
- で、骨伝導ってどういうことなん?
- 骨伝導とは..
- 人は通常(普通のイヤホンも)であれば、空気の振動を鼓膜でキャッチして音を認識しますが、骨伝導の場合はこめかみ辺りから頭蓋骨を通じて直接内耳に振動を伝えて音を認識させます。
だから、耳を塞がなくて済むんです。
そして、その耳を塞がないメリットは計り知れません。
では詳しく説明していきましょう♪
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メリット1.耳の穴の大きさや形状が関係ない
兎にも角にもまずはこれ!
ぼくは右耳の穴が小さめのようで、iPhone付属の純正イヤホンなんかは、歩いたり動いていると「ずれ落ちてきたり」するんです。
イヤーピースをはめるカナル型(AirPods Pro等)なら、大小サイズ別のピースがいくつか付属していることがありますが、それでもやっぱり「ジャスト!ピッタリ!」というフィット感は得られませんでした。
その結果、AirPodsやAirPods Proのような革新的なイヤホンが出ても、購入を踏みとどまるようになりました。
しかし、骨伝導イヤホンは「耳の穴に装着せずにメガネのように耳かける」ので「フィットする・しない問題」は皆無です!
↓こんな感じね
今まで悩んでいたのは一体なんだったのか..
これが本当に革命的で、装着感に関するストレスが一切なくなりました。
メリット2.イヤホン難聴になりづらい
今、イヤホンで音楽を大音量で聴きすぎることなどが原因で難聴になる人が、全世界で急増しているのを知ってますか?
- 最近はiPhoneに「大音量で聴きすぎだよ」って怒られるもんね。
- 2019年2月に世界保健機関(WHO)がメーカーなどに向けて、難聴になる人がこれから増えることを懸念して、メーカーに対して音量制限機能などの搭載を求める国際基準を発表したんです。
スマホの普及によって、現代人の耳はそのぐらい難聴のリスクに晒されているとうことです。
その点、骨伝導イヤホンは鼓膜を通さないので、鼓膜へのストレスは減ります。
また、直接内耳に振動を届けるため、外音が大きくなっても聞こえづらくはならないので、結果的に大音量にする機会が少なくなり、必然的に難聴のリスクも低くなります。
一度、イヤホン難聴になると元には戻らないようなので、骨伝導イヤホンがもっと普及するといいですね。
ちなみにWHOは、安全利用の目安として、時間は「1週間で40時間以内」、音量は「大人で80dB、子供で75dB」としています。
メリット3.外音を遮らないので安心安全
普通のイヤホンをしていて一番困るのは、外音がほとんど聞こえなくなることですよね。
路上や電車などで外音が聞こえないと、こんな時に支障をきたします。
- 誰かに声をかけられる
- 大切なアナウンスが流れる
- 背後から車両が近づく
普段は意識してないかもしれませんが、耳から得る情報がなくなるだけで、かなり危険だったりします。
「外音が聞こえなくてもいい」のは、家で音楽に没頭したいという時ぐらいじゃないでしょうか。
あとは、家庭内でもこんなこともありますよね。
- パパ、イヤホンしてるときは呼んでも気づかないからイヤ!
- ごめん、何回も呼んでも気付かないとイラッとするよね。苦笑
でも外音を取り込む機能がついてるイヤホンもあるよね?
そうですね。確かに最近のイヤホンはマイクで外の音を取り込んでくれるモデルも出てきてますが、やっぱり最初から耳を塞がない方がより安心かなと個人的には思ってます。
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Aeropex(エアロペックス)のここが凄い
ここまでで骨伝導イヤホンの素晴らしさはお分りいただけましたか?
次は実際にしばらくエアロペックスを使ったぼくが感じたエアロペックスの凄さをお伝えしていきたいと思います。
軽くてやさしくフィットするフレーム
フレームはチタンなので軽くて強度があります。
重量はなんとわずか26g!!
軽い上に、フレームの形状で外側から内側に柔らかく閉じるようにフィットするので、装着時が負担が少なく、長時間の使用でも痛くなりにくいです。
- つけていることをマジで忘れます..
もちろんズレることもほとんどありませんし、他のワイヤレスイヤホンのように耳から落ちたりするような心配もありません。
スーパーフィット野郎です。笑
防水機能は丸洗いできるレベル(IP67)です
もちろん、雨や汗などの心配は不要です。
ぼくはランニングで使用するため、汗が付着するので、丸洗いできるのは本当に嬉しい♪
丸洗いできる上に、なんと水深1mまでなら30分の水没にも耐えられます。
また、水分を感知するセンサーが搭載されていて、充電時に端子に汗などが溜まっていると警告音が鳴ります。
- お風呂(湯船)でも問題なくいけるみたいですねー
一日の疲れを癒やすお風呂🛀
AfterShokzのIP67防水対応骨伝導ヘッドホン #Aeropexで、さらに癒やしの音楽をプラス。
癒しの力2倍❤😉 pic.twitter.com/nAirgwR1b2— AfterShokz (@AfterShokzJapan) June 3, 2020
1回の充電で8時間の連続使用ができます
ワイヤレスだとやっぱりバッテリーの持ちが気になりますよね。
他社は5〜7時間が多い中、エアロペックスは8時間も連続使用が可能です。
さすがの僕も1日で充電がなくなったことはありません。
- 充電し忘れても、意外とたっぷり残ってたりするので助かります。
保証期間がなんと2年!
- 2年保証は嬉しい!!
これはメーカーの製品への自信の表れとも言えますよね。
なお、公式サイトで製品登録をすると保証が1年から2年に延長されるという情報が散見されますが、公式サイトも保証書にもそんなことは記載されていないので、現在は最初から2年保証がついているものと思われます。
マグネット式の充電ケーブルが秀逸!
充電ケーブルがマグネット式で、逆向きは弾かれるので、めちゃくちゃ使いやすいです。
カチャっと吸い付く感じがめっちゃ気持ちいい。笑
エアロペックスのマグネット式の充電ケーブルが気持ちいい件。 pic.twitter.com/Ws1luT4rcX
— まっつん@山小屋暮らし (@mattsunnosuke) February 16, 2021
しかも、この充電ケーブルは最初から2本付属しています♪
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Aeropex(エアロペックス)のここはダメ
ここまでベタ褒めしてきましたが、もちろん弱点というか、エアロペックスや骨伝導ならではダメな点(デメリット)もありますので、そこもお伝えしていきましょう。
音量を上げるとそれなりに音漏れします
これは骨伝導イヤホンの課題ですね。
前モデル「Air」と比較して音漏れを50%軽減しているとのことですが、やはり一定以上の音量になると音漏れします。
ですので、電車の中など静かな環境では音量を控えめにする必要があります。
それと、大音量にするとイヤホン部がブルブル振動して気になるので、個人的には音漏れを気にしない環境でも音量はあまり上げません。
また、周囲の音がうるさい場所で、耳から直で入る音に邪魔されて聞き取りづらい場合は、付属の耳栓をつけると聞こえやすくなりますが、かなりこもった音になります。
- 耳を塞がないイヤホンなのに耳栓をするのはちょっと..苦笑
いずれにしても、前述した通りで「イヤホン難聴」のリスクを軽減することが骨伝導イヤホンのコンセプトの一つなので、控えめな音量で聴く気がない人には向いてません。
仰向けに寝転がっては使えません
写真の通り、正しい位置に装着したときに「頭と機器の間」に隙間が空くので、寝転がったりするとイヤホン位置がずれてしまいます。
首(下)の方にずらしたりして、無理やり寝転がることはできますが、やはりイヤホン位置がずれてしまいます。
また、椅子や座席のヘッドレストに頭をもたれる際にも多少当たるので違和感があります。
現時点では諦めて割り切るしかなさそうです。
今後の改良に期待しましょう。
音質はそこまで悪くないけど低音はイマイチ
決して音質が良いとは言えませんが、個人的には中音域から高音域はそれほど気にせず音楽を楽しめると感じてます。
- ただし、低音域は全然ダメですね。重低音とか皆無です。苦笑
例えばEDMなど、ズンズン響くような音は全く楽しめないと思います。
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その他、気になる点について..
その他、使ってみないとわからないことや、取り沙汰されている問題点など、ぼくのケースをお伝えしておきたいと思います。
使用中に突然電源が落ちる?
これはレビューなどでいくつか見かけましたが、ぼくは今のところ発生していません。
そういったレビューによると、落ちるときは何度も連続して落ちるようで、かなり困っているようですが、実際にはごく一部のユーザーだけに発生しているようです。
ただし、原因は機器の個体差によるものではなく、寒くて乾燥している時期だけだったり、フードを被っていて擦れる時だったりが多く、静電気が関係しているという説が有力のようです。
もし、同じ事象が発生している方がいたら、その辺りを意識してみると改善するかもしれません。
通話はできるの?マイクの性能は?
結論からいうと、エアロペックスは普通に通話できます。
マイクは高性能とは言えませんが、「声が小さい」とか「聞き取りづらい」と言われたこともありません。
- 必要十分かなと思います。
ただし、車に乗車中は車の振動を拾ってしまうのか、通話相手には非常に聞き取りづらくなるようです。(音声を聞く分には問題ありません)
- 運転中に話すと、水中ですか?とか言われるw
リモート操作はどのぐらいできる?
左耳側に「マルチボタン」があって、右耳側に「音量ボタン」があって、以下の取説の通りで、押し方によって色々と操作ができます。
- ほとんど音量しか使ってないけどね!笑
眼鏡(メガネ)やサングラスは干渉する?
耳にかけるフック型なので、当然メガネやサングラスの干渉は避けられません。
写真は妻ですが、ぼくもランニング時にサングラスと併用することがあります。
エアロペックスのフック部より外側にメガネの柄が収まる感じですが、特に違和感は感じませんし、これまでに痛くなったことありません。
※眼鏡の形状による違いや個人差などはあると思います。
ヘッドバンド(ヘアバンド)は干渉する?
ランニング時にヘッドバンドやヘアバンドをされる方も多いと思います。
ぼくは写真のようなヘッドバンドをランニング時にはデフォルトで着用していますが、ヘッドバンド着用時でも問題なく使用できています。
写真の通り、耳が全て隠れるほど深くはかぶれません。
全ては高評価のレビューが物語っている
ぼくが安心して購入できたのは、Amazonをはじめ、どこのECサイトでもレビューの評価がめちゃくちゃ良かったこともあります。
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パッと見た感じですが、↑各社のレビュー平均は驚きの4.6以上です。
レビューの内容をしっかり見ましたが、さくらではなくリアルなレビューでした。
Amazonに至っては、レビュー件数が1万オーバーでこの評価ですから、ユーザーの満足度が高く売れまくっているいうことです。
まとめ:ランニングには絶対におすすめのイヤホンです
ここまでで、僕が実感している「良いところ」「悪いところ」をなど余すことなく綴ったつもりです。
結論としては、ランニングやウォーキングなど、各種アクティビティには最強のイヤホンだと思ってます。
大きな理由は以下の3つ。
- しっかりフィットするので、激しく動いても外れるどころかずれる心配すらない
- 耳を塞がず外音を遮らないので、安全にアクティビティを楽しめる
- 万全の防水防塵性能であらゆるアウトドア環境に対応
たったの3つですが、これを全て兼ね備え、高いレベルで実現しているのが「エアロペックス」だということです。
アクティビティ中に使うイヤホンを探しているなら、現状はエアロペックス一択だと思います。
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皆さんもエアロペックスで安全かつ快適なイヤホンライフを送ってみませんか♪
おまけ:エントリーモデルの「OpenMove(オープンムーブ)」はどうなの?
↑エアロペックスの発売から約1年後に発売されたオープンムーブ。
エントリーモデルではあるものの、価格がエアロペックスの約半額ということで、気になっている方も多いことでしょう。
結論から言うとアリだと思います。
フラッグシップモデルであるエアロペックスと比較すると、「防水性能」「バッテリー駆動時間」「軽さ」「コンパクトさ」などで劣るのは確かです。
しかし、前述した通りで一番肝心の「骨伝導のテクノロジー」に関しては同じ「第7世代」を搭載しているので、「音質や音漏れ」の性能は劣りません。
エアロペックスが予算オーバーの方は、オープンムーブで骨伝導イヤホンデビューをオススメします♪
追記
妻がオープンムーブを購入しましたが、やはりエアロペックスの快適さには遠く及びませんでした(汗)
エアロペックスは装着していることを忘れるほど軽くフィットするのですが、オープンムーブは常に装着感があって一度エアロペックスを使ってしまった僕や妻には堪え難い違和感でした。。
やはり予算が許される限りエアロペックスが断然オススメです!