日本一気取らない大会!?第15回トレイルランニング in 九千部山レポート
最終更新日 2019.7.26
昨日、第15回トレイルランニング in 九千部山が無事に開催されましたー!
朝方の会場は雨がぱらついてましたが、スタートする頃にはすっかり晴れて、ラスト開催を飾るには最高のコンディションとなりました!
- ラスト開催じゃなくなったくせに〜(笑)
- その件は後ほどね(苦笑)
ぼくは結局スタッフ参加となりましたので、運営側の大会レポートをさせていただきたいと思いますー!
もくじ
豪雨でコース上のトレイル崩壊?(準備)
枝村さんが事前に調査をされたところ、昨年の西日本豪雨の影響で、コースの前半となる桜谷のトレイルが崩落しているとのこと。
少し前に整備に同行させていただきました。
崩落地前の渡渉地点
ここも以前より分かりづらくなったようです。
でも、コース上にこのぐらいの渡渉があると面白い!(楽観的すぎる?)
見事に崩落したトレイル
もう何がなんだか、、原型を全くとどめてない感じでした。
おそらく、写真左側の削れている斜面の辺りまで水位が上がっていたんでしょうね。。
迂回路のトラロープ
整備に行った時には、登山関係者設置したと思われる迂回を促すトラロープが張ってありました。
整備した斜面
トレイルがなかった箇所は、念のためステップを作り、フィックスロープを張っておきました。
レース後に待機してもらったスタッフに確認したら、選手のみなさんロープにつかまりながら、慎重に歩いていたとのこと。
選手のみなさん、ご協力ありがとうございました。
目印にピンクテープ
前日は、分かりづらい箇所にピンクテープと案内板を設置。
最低限ではありますが、これで準備は万端!
大会当日の朝の様子
いよいよ当日を迎えました。
天候は曇り、予報どおりに晴れることを期待して、準備を始めました。
受付の準備はOK。
スタート地点の準備
今回も協賛のアルトラ田中さんにフラッグを設置していただきました。
これがあるとないとじゃ、雰囲気が全然違いますもんねー。ありがたや。
AM 9:15
そうこうしている間に受付開始時間も迫ってきました。
選手たちもちらほら。
ちなみにこの受付係の子たちは、元?陸上部らしく、毎回タイム計測もしてくれているそうです♪
続々と会場入りする選手たち
AM10:00
開会式の時間です!
主催「LIGHTFOOTWORK(ライトフットワーク)」の枝村さんより、挨拶および注意事項などの説明。
まだこの時間は気温が低いものの、晴れ間が徐々に広がってきました♪
ちなみにこの辺りは、福岡市内より2〜3度は気温が低いです。
ピアットくん
今年もピアットくんが登場してくれました♪
ピアットくんは会場の「グリーンピアなかがわ」のマスコットキャラクターです。森の妖精です♪
- どう見ても、黄色いカブト虫..
- コラ。
いよいよドキドキのスタート!
AM 10:28
スタート直前。
あんまり緊張感がない様子(笑)
まぁトレランのレースってこういう雰囲気なのは確かですが、異常に和やかなような..
これが九千部クオリティなのかも(笑)
スタート10秒前
よーい、スタートーー!!!!
一斉にスタート
ゆけ勇者たち!
協賛メーカー様のバナーと大会幕
第15回大会の協賛は、「TNF(ノースフェイス)様」「Patagonia(パタゴニア)様」「ALTRA(アルトラ)様」の三社。
こうして大手メーカー様に協賛いただけることは本当にありがたいですね。この場を借りて御礼申し上げます。
AM 10:40
さて、スタート地点を片付けたら、ゴール地点の準備に向かいます!
大事な大事なゴールのゲート幕の設置に、タイム計測係のテーブルの設置。
協賛様のバナーを設置できる場所が見当たらず、無理やり我が家の軽自動車に装着(笑)
ゴール地点の準備もOK!
タイム計測チームのテーブルもバッチリ!
あとで判明したことですが、このゲート幕をつけるのに、脇の崖をよじ登ったときに、ぼくは携帯電話を落としました。(お騒がせしました!)
AM 11:05
おっと、そろそろ先頭の選手たちは折り返し地点を通過する頃です。
その後、うるしが谷からの下山地点と国道の分岐にスタッフを送り、ぼくはうるしが谷の撮影ポイントへ!
やばい、先頭の選手が降りてきてしまう..
カメラ2台と三脚を担いで、急いで急登を上がります!(大げさに言うけど、立ったの4kgぐらい..)
ゼィゼィ言いながら、なんとか間に合いました。
- よくもこの体力でエントリーしてたよね。。
自分が恥ずかしい。。
AM 11:20
撮影準備OK!
終盤うるしが谷の撮影ポイントにて
上位10名の方だけ、ちらっとお見せします!
終盤のダウンヒルを風の如く疾走する皆さん!!
こちらは5位の方です。
みなさん、カメラに気を遣ってくださりましたが、一番派手に決めてくれたこちらの方に、、
- ナイスジャンプ賞を!
ダサい名前の賞でごめんなさい(笑)
そして、上位10名が通過したら、そのままルートを逆走して縦走路へ向かいます!
この頃にはトップ5の方は既にゴールしています。
ぼくは、再びゼィゼィ言いながら登りーの、すれ違う選手の写真を撮りーの、そしてまた登りーの。
PM 12:30
稜線に到着するタイミングで、最後尾の選手とスイーパーと合流。
そこからは、また看板やテープなどを回収しながら下山。
ぼくらより一足先に、みなさん無事ゴールされたようです。
ぼくは、後半のうるしが谷のトレイル(下り)で、選手全員とすれ違いました。
「頑張れー!」と声をかければ、「ありがとうございます!」と応えてくれる。
カメラを向ければ、笑顔やピースなどで応えてくれる。
- 下りだったからやない?登りだとまた違ったかも?(笑)
- こら。
とにかく、嬉しくて、楽しくて、気持ち良すぎて、すっごく感動しました!皆さん、ナイスランでした!
レース後の表彰式と閉会式
「13:20ぐらいから表彰式始めますよ〜」というゆるい声かけに、ゆるゆると皆さん集合。
枝村さんからの挨拶の後、協賛メーカー様からのご挨拶と協賛品の紹介です♪
目ん玉が飛び出るような各メーカー様からの協賛品を紹介します!
ノースフェイス様
目玉はエンデュランスベスト!
その他にも、キャップ、シューズケース、高機能タオルをご提供いただきました!
パタゴニア様
目玉はなんとフーディニジャケット!
しかも、店頭にてサイズと色の交換を受け付けてくれるとのこと。。(す、すごい)
その他にも、キャップ二種、バギーズショーツ(メンズ、ウェイメンズ)、トートバッグをご提供いただきました!
アルトラ様
アルトラ様からも、負けじと新品のシューズ「好きなものを1足」をご提供いただきました!
- 参加者60名強に対しての協賛品の多さがゴイスー!笑
まぁこれが九千部山の評価であり、枝村さんとメーカー様との信頼関係の強さということなのでしょうね。
これ目当てという人はいないと思いますが、賞品がすごいのは有名みたいです(苦笑)
そして、上位3名の表彰!
優勝(中央)、準優勝(右)、3位(左)
おめでとうございます!
豪華賞品をゲット
上位3名と女子1位の方はゴニョゴニョと相談して、好きな賞品をゲットされましたー!
そして、余った協賛品は、残りの参加者で争奪戦♪(ジャンケンだったかな?)
というわけで、最後まで和やかな雰囲気の中で、無事終了いたしました。
第16回(2020年)も継続が決定しました!
そして、今回で最後という告知されていたこの大会ですが、来年からも継続できることになりました!
しかも、なんと、ぼくが主催を引き継ぐことになりました!
- へ?
次回から、まっつん主催「九千部山トレイルランニング」です(笑)
つまり、「LIGHT FOOT WORK」主催は第15回で終わり、第16回からは新たに主催者が変わって続いていくということです。
ことの経緯を簡単に説明すると、ぼくは今回は普通にエントリーしたんですが、受付の返信メールで「ラスト」だということを聞かされて、そこからの流れはこんな感じです。
- 枝村さん、ちょっと会ってお話できませんか?
枝村さん:いいですよー
ご自宅が近いので、後日話をしにお邪魔しました。(この時点ではなんとなく引き止められればなーぐらいに思ってました。)
- 誰か引き継ぐ人がいたら続けられるんですか?
枝村さん:もちろん。でも誰もやりたいって人がいないんだよー
- じゃぁ、ぼくがやるって言ったらできますか?
枝村さん:もちろん、大丈夫だよー
こんな感じのやりとりで、開催の1ヶ月前ぐらいに突如決まったんです(苦笑)
次回主催者としてのご挨拶
軽いノリで主催を引き受けたように思うかもしれませんが、そうではありません。
ぼくは、昨年までこの大会のことは知らなかったんですが、以前から脊振山系の麓で生活する那珂川市民として、近隣でそういったアウトドア系のイベントが開催されればいいなと思っていました。
そんな中、九千部山でトレランがあることを知って、すごく嬉しくて参加しようと思った矢先に終了の話を聞いたんです。
だから、「もったいないから引き継ぐ」ではなく、「残していたいから引き継ぐ」です。
そして、今回スタッフとして運営全体に関わってみて、改めて思いました。
「こんなにみんな笑顔で楽しんでくれる大会なんだ。」って。
晴天に恵まれたのせいもあるかもしれません。ラストだと思っていた人も多かったからかもしれません。
もしそうだとしても、次回は天候が悪かったとしても「その笑顔がまた見られるように努力する」だけです。
すでに、たくさんの方から嬉しいメッセージをいただいてます。
存続ありがとうございます!来年も参加します!
安易に引き継ぐことを決めただけに、その重みを今実感していますが、それよりもこうして喜んでいただけることがぼくは本当に嬉しいです。
来年からの開催にあたっては、これまでの九千部山ならではの「雰囲気の良さ」や「手作り感」を残しつつも、より楽しんでいただけるように工夫していきたいと思います。
トレランも大会主催も初心者なので、ご迷惑をおかけすることも多々あると思いますが、精一杯努めさせていただきます。
参加選手を含め、関係する全ての方と一緒に育っていくような大会になることを願います。
今後ともよろしくお願いいたします。
今後の大会に関するアナウンスについて
来年も3月に開催を予定しております。
2019年12月頃までに大会オフィシャルサイトを公開し、そちらからエントリーを受付したいと思っています。
また、公式Facebookページを用意しましたので、そちらの方の「いいね」およびチェックをお願いします。
これからも九千部山トレイルランニングをよろどうぞしくお願いいたします!