こんなぼくが過酷なトレイルランニングを始めた理由
最終更新日 2019.7.26
最近、ブログの更新がめっきりと減ってしまったまっつんです。こんにちは。
というのも、先週末に出場したトレランのレース(7/21霧島えびの高原エクストリームトレイル)のトレーニングに、時間とエネルギーを費やしていたため、ブログを書く余裕がなかったんです。。
第7回霧島えびの高原エクストリームトレイル2019を完走しました!
こんな言い方すると、さぞハードな練習をしていたのだろうと思われたかもですが、、そんなわけでもなく、、
ここ1ヶ月は最後の追い込みで約200km
ばらつきはありますが、ざっくりと「10km×20日」といった感じです。
ちなみにぼくは「10kmを1時間ぐらい」で走ってます。(一般的にかなりゆっくりな方)
それに加えて、ブログはじめてからサボりがちになった「1時間ぐらいの筋トレ」を復活しました。
結果、帰宅後に2時間ぐらいはトレーニングに費やすので「ブログなんて書く暇ねえ!」ってなったわけです。
- あんたはブログ頑張らないかんやろっ!
- まぁ、そうなんだけども..苦笑
では、なぜ大切な時間を奪うトレランを始めたのか、、
今日はそんな話をしておこうと思います。
ちなみに、デビュー戦を終えて、少なくても数年は続けてみようかなという気になってます。
今後は、色々と自分の中で変化がありそうなので、今の時点でこれまでに感じたことを残しておこうと思った次第です。
もくじ
存在を知ったのはUTMBのドキュメンタリー
もう随分前なのでうろ覚えですが、まだぼくが山を始めたばかりの頃だったので2012年ぐらいだったかな?
UTMB(ウルトラトレイル デゥ モンブラン)の特集みたいなのをテレビでやってたのを偶然見たんです。
- UTMBとは
- トレイルランニングの世界最高峰と言われていて、フランスの東南部にあるシャモニーで毎年開催される「モンブラン(アルプス)」の麓の山岳地帯を走るレースのことです。
丸2日も不眠不休で、意識が朦朧とする中、フラフラと蛇行しながら走るランナーの姿が衝撃的だった。
「この人たちは何のためにこんなことしてるんだろう?」と思うと同時に、なぜか心のどこかで「こういうのにチャレンジしてみたいかも..」とぼんやり思ってました。
- ドMか!笑
その時点では、実際にトレランをやってみようだなんて、全く思ってませんでした。
きっかけは山登りのためのランニングだった
その後、山仲間が増えていくと、知り合いにトレランをやってる人が出てきたりして、少しずつトレランが身近になっていきましたが、特に自分がチャレンジしようと思うことはありませんでした。
しかし、トレランとは全く関係なく「ランニングを始めよう」と思うようになりました。
理由はシンプルで、山登りのために脚力や体力をつけたかったから。
脚力や体力があれば、「より安全に」「より沢山」「より深く」山が楽しめる。
だから、もっと鍛えたかったんです。
頻繁に山に行ってれば、自然と鍛えられるのでは?
当初はぼくもそう思ってました。
しかし、週に2回も3回も山に行けるならまだしも、「週に1回」や「月に数回」の山行では足りません。
そうなると、日々のランニングが一番現実的だったんです。
それがリアルなきっかけ。
それでも意思の弱い自分は始められなかった
よし、山登りのために走るか!と決めたものの、やっぱりしばらくは先送りしてました。
- それでこそまっつん! よ、ダメ男!
しかし、転機が訪れました。
それは、昨年(2018年)3月に、山仲間と一緒に出場した「OMM LITE」
OMM LITE 2018 TOKUSHIMA-KAIYOに参戦してきましたー!
OMMはナビゲーションスキル(読図やコース選択など)が必要なレースのイメージでしたが、ぼくらが思っていた以上に「走力」が必要だったんです。
実際に成績のいいチームはほとんどが走れるチームでした。
最初から楽しむことを目的とするというスタンスでエントリーしていたので、その時は気にしていないつもりだったけど、、
やっぱり悔しかった。
そこで先延ばしにしていたランニングを、改めて始動する決意をしました。
そして今度は「これはもう練習せざるをえないようにレースにエントリーしてしまおう。」と決めました。
- 背水の陣(苦笑)
そこからまた時間がかかってようやくエントリーしたのが、昨年の12月に開催された、那珂川の市政施行記念の「五ケ山クロスマラソン」で10kmの部。
初めての練習の時に、2kmぐらいでヒィヒィ言ってたのを思い出します(笑)
小さな一歩ですが、着実に前に進んだ一歩でした。
当たり前だけど、結局トレランになった
次にエントリーしたのが「トレイルランニング in 九千部山」でした。
五ケ山のマラソンは10kmだったのと、那珂川のイベントだったので出場しましたが、レースに出るなら当然「トレラン」だと思ってました。
理由はこんな感じ。
- ロード(舗装路)よりトレイルの方が足への負担が小さい
- 市街地より山の中の方が楽しい
- 車の排気ガスを吸いたくない
しかし、練習まで全てトレイルとはいかないし、トレランでもほとんどのレースでコースに舗装路は含まれているので、結局ロードを走ることにはなるんですが。。
何れにしても、今後はロードのレースにはあまり出るつもりはありません。
青天の霹靂でトレランを主催することに
初のトレランレースとなるはずだった「トレイルランニング in 九千部山」は、2019年からぼくが主催者することになったため、スタッフとしてお手伝いして、勉強させてもらうことになりました。
日本一気取らない大会!?第15回トレイルランニング in 九千部山レポート
イベント関係の仕事の経験があるわけでもなければ、トレランの経験もないのに、まっつんが主催なんてできるの?
まさにそれ(笑)
小さな草レースとはいえ、主催となれば責任もあるので、テキトーってわけにはいきません。
今まで以上に楽しんでもらえるレースにするために、まずは選手の気持ちがわからないと話にならないし、実際のレースがどんなものなのかを肌で感じる必要があると思いました。
それで、霧えび(霧島・えびの高原エクストリームトレイル)に慌ててエントリーしたわけです。
実際に初レースを終えた感じたこと
当日のレース(霧えび)そのものは、めちゃくちゃ楽しかったです。
ただ、土砂降りの雨に加えて、特殊なコンディション(主に泥んこと沢)の中でのレースだったので、そのエクストリームな状況がより楽しかったと感じた大きな要素になっているので、そうでないコンディションだったらどうか?という想像があまりできません。。
他にも「トレランっていいな」と思ったことがありました。
マラソンなどと比較して、アクシデントやトラブルが起こりやすいので、その分、選手同士が助け合うというか、関わりあう要素が多いこと。
トレランの場合は転倒もしやすいので、その際には周囲のランナーが声をかけたり、ハードなセクションで、励ましあったりなど、そういった場面が今回もありました。
そういう意味では、連帯感や一体感などもあり、単なる個人競技とは違った醍醐味がある気がします。
それと、これはいい悪いの話ではありませんが、圧倒的に登りのペースが遅い人が多いように感じました。
- というか、登りでやる気ない人が多すぎ(苦笑)
おそらくですが、ハナから「登りは全部歩く。」と決めている人が結構いるっぽいです。
走れるところは少しでも頑張って走ろうよ。って思いません?笑
まぁ大した話ではありませんが、ハイカー上がりのトレイルランナーは登りが有利かもしれませんね。
そんなこんなで、個人的には一度は自分で出てみないと続けるかはわからないなと思ってたトレランですが、しばらくは続けてみようかなと思ってます。
次の出場予定は、9/1の「水上マウンテンパーティー」です。
12月の「八幡山岳会カントリレース」はスタッフとしてお手伝いします。
そして、来年2月には「九千部山トレイルランニング」を開催する予定です。
どこかで皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。良かったら声かけてください^^